2019年の12月に長年の蓄積疲労による声帯のトラブル(声帯血腫・声帯結節)の手術をしました
わたしの場合はよく言われるように急に声が出なくなったということはなかったのですが、
50歳を超える頃から声帯の調子が悪くなったときの回復に時間がかかるようになりました
たとえば歌いすぎて少々かすれ気味になった時でコンサートが間近にあるようなときは、
ステロイドの吸入や投薬をすれば1日でよくなっていたのですが
それがだんだん治りが遅くなってきたのです
声帯をカメラで見るということは、声の調子が悪い時しかしません
声が治ってしまうともう見ることはないわけなのですが、
あるとき主治医の駒澤先生が「調子がいいときに一度声帯の様子をみたほうがいい」というアドバイスをくださり、治った後にもう一度カメラで調べてみたところ
声帯の奥の方に小さな結節があるということがわかりました。
しかし結節という片側のふくらみを、もう片方の声帯がうまい具合にカギザギのようになって声帯を閉じていたため隙間ができない=声が出る
というような様子になっていたのです
1年かけて慎重に様子を見ながらスケジュールの調整をたてて、手術に踏み切りました。
予定では12月末に手術をして年末年始完全休業。1ヶ月半指導の仕事も歌う仕事もお休みして
3月の初めのボイトレコンサートで復帰。3月28日のバースでーコンサートで完全復活。という予定でした
しかしそんなときにコロナがやってきて・・・・
声帯の手術にいたる様子をYoutubeにアップしていますのでご覧ください
術後の回復が著しく悪くて、手術後は難儀しました。
そんなかで声帯を回復させてゆく独自のボイストレーニングを編み出し
声帯のトラブルで悩んでいる方に好評をえています
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